冬になると「犬は寒さに強い」と思われがちですが、多くの犬は寒さで体調を崩したり、ストレスが溜まることがあります。本記事では、犬の冬の寒さ対策を総まとめとして、気をつけるポイント・おすすめの対策・便利グッズをわかりやすく紹介します。
✔ 犬が寒がっているサイン
犬は言葉で寒さを伝えられません。以下のような仕草があれば要注意です。
- 体を丸めて震える
- 飼い主にくっつきたがる
- ベッドから出てこない
- 耳や足先が冷たい
- 元気がなくなる、動きが鈍い
- 散歩を嫌がる
ひとつでも当てはまる場合は、適切な防寒対策を早めに行いましょう。
✔ 室内での寒さ対策
1. 室温は「18〜22℃」をキープ
犬の快適な温度は、人よりやや高めです。
特に寒がりの犬(短頭種・小型犬・老犬・子犬)は 20℃前後 を意識。
2. 乾燥対策もセットで
冬は暖房で乾燥しやすく、皮膚トラブルの原因に。
- 加湿器で 湿度40〜60%
- 水飲み場を複数置いて水分補給を促す
3. 寝床の見直し
- 冷気がたまりやすい床直置きは避ける
- ベッドの下にマット・毛布
- ドーム型ベッドやブランケットも効果大
✔ 散歩での寒さ対策
1. 防寒ウェアを着せる
特に以下の犬は必須級:
- フレンチブルドッグ
- チワワ
- トイプードル
- パグ
- シニア犬、子犬
防風タイプ、裏起毛タイプ、リフレクター付きなどがおすすめ。
2. 肉球のケア
冬は乾燥でひび割れしやすいので、
散歩前後に 肉球クリーム を塗ると保護になります。
3. 散歩時間は短め+回数で調整
とても冷える日は無理せず、
10〜15分を数回に分ける のもOK。
✔ 食事・健康面での冬対策
1. 代謝アップで「いつもより少しだけ」カロリーを
寒さで消耗しやすいため、
運動量が減らなければ フードを5〜10%増やす ケースも。
2. 白湯を活用
水をあまり飲まない犬には
40℃以下の白湯 が飲みやすくておすすめ。
3. シニア犬・持病がある犬ほど注意
関節痛や心臓疾患のある犬は、
寒さが症状悪化の引き金になることがあります。
室温管理を丁寧に。
✔ 冬におすすめの便利グッズまとめ
- 犬用ヒーター(温度調節できるもの)
- ドーム型ベッド
- 防寒ウェア
- 肉球保護クリーム
- 加湿器
- ブランケット
- 断熱マット or ペット用ホットカーペット
グッズを組み合わせれば、犬が快適に冬を過ごせます。
✔ 寒さに弱い犬種はとくに念入りに
短頭種・短毛・小型の犬は冷えに弱い傾向があります。
- フレンチブルドッグ(ぷっちょも!)
- パグ
- チワワ
- ミニチュアピンシャー
- イタリアングレーハウンド
- トイプードル
- パピヨン
こういった犬種は、室温管理 + 散歩の防寒 をセットで。
✔ まとめ|冬は「室温+寝床+散歩」の3点セットが鍵
犬にとって冬は体調を崩しやすい季節。
しかし以下の3つを押さえれば安心です。
- 室温18〜22℃で暖かくする
- 寝床は床から離し、ブランケットをプラス
- 散歩は防寒して短めに調整
あなたの愛犬が快適に冬を乗り越えられるよう、今日からできる対策を始めてみてください。


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