
ユニークな顔立ちと甘えん坊な性格が魅力のフレンチブルドッグ。
その一方で、体の構造上かかりやすい病気も多く、飼ううえでの注意点がいくつかあります。
この記事では、フレブルに特に多い病気とその予防・対策方法についてわかりやすく解説します。
✅フレンチブルドッグに多い主な病気一覧
病名 | 特徴 | 主な症状 |
---|---|---|
短頭種気道症候群 | 鼻や喉の構造的な異常による呼吸トラブル | ガーガー音、いびき、呼吸困難 |
椎間板ヘルニア | 背骨のトラブルで歩行障害を起こす | 足を引きずる、痛がる、動きたがらない |
皮膚炎(アレルギー性・マラセチアなど) | シワや皮膚が原因のトラブル | 赤み、かゆみ、脱毛、におい |
眼疾患(角膜炎・チェリーアイなど) | 瞳が大きいため目の病気が多い | 目やに、充血、涙が止まらない |
熱中症 | 呼吸効率が悪く暑さに弱い | ハァハァが止まらない、よだれ、ぐったり |
膝蓋骨脱臼(パテラ) | 膝のお皿が外れる小型犬に多い症状 | 片足をあげて歩く、痛がる |
🛡️病気の予防・対策方法
1. 短頭種気道症候群の対策
- 首輪ではなくハーネスを使用
- 興奮させすぎない
- 呼吸が苦しそうなら早めに動物病院へ
2. ヘルニアの予防
- **段差に注意!**ソファやベッドにはスロープを設置
- フローリングは滑りやすいので滑り止めマットを活用
- ジャンプや急な動きもできるだけ避ける
3. 皮膚トラブル対策
- 顔のシワはこまめに拭く(清潔に保つ)
- シャンプーは低刺激タイプで月1〜2回
- 皮膚に赤みが出たらすぐ動物病院へ
4. 眼のケア
- 散歩後に目を軽く拭く
- 目をこすりすぎていたら注意
- 異常があれば早期受診
5. 熱中症対策
- 夏場の散歩は早朝 or 夜のみ
- クーラーで室温管理(25℃前後)
- 外出時は保冷剤入りクールベストも◎
🏥定期的な健康チェックも大切!
- 年1回の健康診断(血液・尿・便)
- 毎日の観察:呼吸・歩き方・皮膚・目・耳をチェック
- 異変を感じたら、すぐに獣医さんへ相談
📝まとめ
フレンチブルドッグは可愛いだけじゃなく、健康管理に気をつかう必要がある犬種です。
事前に病気の傾向を知っておくことで、予防や早期発見につながります。
日頃のケアと観察で、フレブルとの毎日をもっと安心に、もっと楽しく過ごしましょう!
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